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料理人を目指すのに不安だった事。そして解決方法(僕の経験談です)

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僕は高校を卒業した後に調理の専門学校に通い、料理人になりました。

これから料理人を目指したい、

でも厳しい世界だろうし不安だな、初心者だしついて行けるかな、

って不安になると思います。

そんな方への不安の解消とアドバイスをしていきたいと思います。

 

専門学校を目指している方に響きやすいと思いますが、

ぶっつけ本番のいきなり飲食に就職するという方にも共通する部分があると思いますので、
是非参考にしていただけたら嬉しいです。

料理人になろうとして不安だったこと

 




料理人になりたい、そう思っているあなた。

見てくださりありがとうございます。

僕自身も入学するまでも、してからも不安でいっぱいでした。

専門一年目の途中で飲食のアルバイトを始めましたが

それまで飲食の世界を全く経験したことがありませんでした。



そこで、僕が不安だったことは、

1,素人で知識も何もないのについて行けるか
2、周りの生徒もレベルも意識も高い人ばかりではないのか
3、厳しい先生ばかりではないのか

 

という点でした。

すいません、そういえば一度だけ飲食の経験がありました。

高校生のときに居酒屋のバイトをさせていただきましたが、

大声でオーダーを通さなければいけなかったし
怖そうな人たちばかりのお店だったので一日で辞めました。笑



でも、そんな僕でも現役の料理人として活躍できています。



そのために行ってきたこともお教えします。

素人で知識もなにもないのについて行けるか



結論としては、全然問題なかったです。



まとめてお話しますが、

2、周りの生徒もレベルも意識も高い人ばかりではないのか



という点についても問題ありませんでした。



大半の生徒が素人でした。

なのでだいたいスタートラインはみんな同じです。



ですのでそこまで心配しなくていいです。

僕はなにもわからなかったので不安で仕方がありませんでした。

なので、料理やお菓子の初心者用の本を買いました。

かと言って実践したわけでもなくただ目を通して終わりましたけれど。笑



なので気楽に乗り込むくらいの気持ちで大丈夫だと思います。

初心者でもとてもわかりやすく教えてくださりますので。



3、厳しい人たちばかりではないのか



専門学校の講師の方は少々厳しかったです。



高校まででそんなに声を荒げる先生っていなかっと思います。



ですが、専門の先生といえど怒れば関係ありませんでした。笑

イメージとしては少々厳しめの部活の顧問くらいですかね。

怒るポイントは単純です。

マナーであったり授業態度でのことがほとんどです。

他にもよくわからないことで怒る先生もいましたが、
そこは、スルーしました。



とある日の中国料理の実習の時、

担当の先生は穏やかで優しい方なので張り詰めた空気感のない実習でした。

それに慣れた生徒達はよく実習中におしゃべりをしていました。

普段は先生のデモンストレーションの時は静かにしていましたが、

その日は普段に増してうるさかったです。

そのときに先生はブチギレましたね。


しゃべるのはいいけど他の人の迷惑になって
デモをしっかり聞き取れないだろう、と


しゃべるのを許可してくださるのも中々でしたね。


そしてとある日は、製パンの授業の時。

パン生地の割合が難しく調整がうまいこといかない日がありました。

多くの班で生地がベチョベチョでまとまらないという失敗をしました。

そこで、先生の許可なく生地を捨ててしまうという事を行った班があり、
それに気づいた先生はこれまたブチギレました。

食材を無駄にするなと。

失敗したと思ったらまず先生に確認を取れ、と。



二点とも当然の事で怒っていますよね。



二点とも当然の事で怒っていますよね。



食材を無駄にしない、

他人に迷惑がかかることをしない、



基本的な事だけ出来れば余計な怒りを喰らわずに済むと思います。

不安を解消するためには?




ズバリ

飲食のアルバイトは早いうちにするべし

(なるべく既製品ばかりのお店ではなく手作りにこだわっている店の方が勉強になる)

それなりにこだわって忙しいお店で働いていれば専門学校はイージーモード

唯一の問題はフランス語やイタリア語、中国語が読めないことです。

ここだけは自分で勉強していくしか上達しないですね。

僕は勉強しなかったので今もこれらの文字は読めません。

自分がどんなお店で働きたいかによって専門の言語は勉強すればいいかと思います。



僕は和食とイタリアンの創作料理の
お店だったので専門言語は勉強しませんでした。笑

一早く仕事を覚えたいなら真似すべし



今ではありがたいことに、



お店の方からもお客さんからも僕の料理を
美味しいといってもらえるくらいの腕前になりました。

もともと特別センスや才能があったわけではありません。

高校も偏差値は40ほどのところなので頭も良いわけではありません。

他の人と比べて何をしたのかを強いて言いますと、

「真似」です。


真似をするメリットを過去の記事に詳しく書いています。
https://ochi-blog.com/power-of-imitation/

 

学校でも基礎を徹底的に学んでおこうとは思っていたので
先生のデモンストレーションはしっかりメモを取り、
記憶に擦り込ませるように記憶させました。

僕が何よりも幸運だったのが、

積極的に料理を行う人が少なかったことです。

ほとんどがやったことのない事だったのでみんな中々挑戦していませんでした。



僕は先生のお手本を頭に擦り込ませているので見様見真似
程度にはできました。



なので他の生徒たちよりは実践経験が高かったですね。



おそらくどの専門学校もだいたいは班での実習だと思います。



なので、誰も手を付けたがらないのであれば
自分が積極的にその機会をいただく。

そして先生のデモンストレーションはしっかりとメモを取り、
頭に擦り込ませて実践をイメージする


メモはただ書くのではなく、
そのメモを見れば先生がどの様に作業をしていたかを
思い出せるくらい細かく書くとわかりやすいです。

これが他と差をつける方法だと思います。


ですが、みんながみんな実習を取り合いなどすればえらい事になるので、
上手いこと班のみんなが経験できるように回せるのが理想です。

それでもめんどくさがる人などがいれば、
その人の分の経験をいただくのです。




プラスαで自分に知識や才能がないのなら、と思うのであれば

本でも学び、先生や職場の上司の人から積極的に教わってみるといいでしょう。



ちなみに、僕は積極的な生徒ではありませんでした。

実習は他の生徒よりはできる方でしたけど、
先生に積極的に絡んで何かを教えてもらうとかは
全くしたことがありませんでした。


理由としては、
就職先もやりたいことも特に決めていなかったからです。

今の仕事先もはっきり言うと、
なんとなく良さそうだったから、です。

ただホテルやチェーン店では働きたくないと思っていたので
個人のお店を探していました。

それが今のお店です。

僕は特別意識を高く持って在学していたわけでもありませんでした。

ただ基礎だけはしっかり固めておこう、という意識だけでした。

そんな僕でも他とは差が出来ているな、と感じた方法なので
是非これから、今からでも実践できることだと思います。


僕のやり方を真似して、皆さんにも様々なチャンスが訪れる事を願っています。

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